静岡県浜松市周辺の御朱印をいただける歴史ある神社7選!

高塚熊野神社の御朱印(たかつかくまのじんじゃ)


高塚熊野神社は、後三条天皇の延久年間(約940年前)に創建されたと口伝。
紀州和歌山の熊野本宮の神主が、諸国行脚の途中でこの地に足を留めて祭祀したと伝えられ、熊野三社権現と称えられる。
言い伝えでは、ある神主が「小高い丘を作って人々を救え」と不思議な夢を見て丘を作ったところ「安政の大地震で起きた津波」から人々を救った。とされています。


高塚熊野神社の御朱印ですが、社務所で受けることができます。

アクセスはJR東海道本線高塚駅下車で徒歩数分。マイカーで向かう方は神社西側に専用駐車場が10台分ほどあり。

御祭神:
伊佐奈伎命(いざなぎのみこと) 万物の神様
事解之男命(ことさかのおのみこと) 悪霊消除の神様
速玉之男命(はやたまのおのみこと) 諸願成就の神様。

高塚熊野神社の紹介記事はこちら

高塚熊野神社 施設情報

所在地:〒432-8065 静岡県浜松市南区高塚町4708
電話番号:053-448-2288
営業時間: 9時00分~16時00分

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岐佐神社の御朱印(きさじんじゃ)


岐佐神社は浜名湖の側に佇む神社。
貝の神様をまつることから漁業の守り神として古来、漁師達の安全を祈願し人々の信仰を集める。御祭神に蚶貝比売命と蛤貝比売命を祀る由緒ある式内社(平安時代に官社として認められた神社、詳しくは検索)の一社。
神社の鳥居一杯に作られた大太鼓祭りも迫力満点。

岐佐神社の御朱印

御朱印は宮司様が御多忙なため連絡してから伺うことをお勧めします。
神社側のご自宅兼社務所で執務をされていることが多いので御朱印もここで受けられます。

航海の安全、大漁祈願はもとより、医療や看護を志す学生や、知人・身内など病気の回復を祈願する方が多く参拝する神社。

少し古事記(712年)のお話しを「因幡の白兎」に続く物語です。

:大国主命は、八十神等の騙し討ちにより、赤猪に見立てた大きな焼けた岩を抱きとめ大火傷を負います。母神(刺国若比賣命)の願いにより神産巣日神は、蚶貝比賣命と蛤貝比賣命を 使わす。蚶(あかがい)の白い粉と、蛤(はまぐり)の粘液で膏薬(こうやく)を作り治療 すると、大国主命は元の麗しいお姿に戻られました。
とあります。

これにより、健康・長寿の神、また怪我・病気平癒の神と崇められています。
大国主命が抱き留めたとされる赤石が神社拝殿の西側に今でもまつられています。
医療や看護職を志す学生の皆さん、岐佐神社の御守りを頂いて受験しては如何でしょうか。
マイカーで参拝の場合、神社南東に15台の駐車スペース。

御祭神:
蚶貝比売命(さきがいひめのみこと/アカガイの神)
蛤貝比売命(うむがいひめのみこと/ハマグリの神)
を祀る由緒ある式内社の一社

岐佐神社の紹介ページはこちら!

岐佐神社 施設情報

所在地:〒431-0211 静岡県浜松市西区舞阪町舞阪1973
電話番号:053-592-0304
営業時間: 9時00分~16時00分

ホームページからもお問い合わせできます。

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浜名惣社神明宮の御朱印(はまなそうしゃしんめいぐう)


浜名惣社神明宮は奥浜名湖地域、地元特産の「三ヶ日みかん」を伊勢神宮に献納している神社。
御祭神は天照皇大御神。

御朱印は社務所にて受けられますが、御朱印帳にご希望の場合、宮司様がお祭りごと等で御多忙なこともあり、事前(数日前)に予約を入れておくと良いでしょう。

神社由来:詳しい創立の年月は不明ですが、天照皇大御神の御霊(御神鏡)を垂仁天王(すいにんてんのう)の皇女倭姫命(やまとひめのみこと)が大和の笠縫邑より伊勢の国に鎮座の地を求めて浜名惣社神明宮に四十余日滞在されたとされています。
また、豊臣家や徳川家歴代将軍の崇敬も。

歴史ある神社で御本殿(立ち入り禁止・階段下から眺める事は可能)は国の重要文化財に指定されており、一見の価値あり。

特殊神事:夜半の御饌(みけ)例祭の真夜中午前零時、御神燈全てを暗闇の中で膳を神に献する神事があります。

由緒や神事については直接お話をお聞きいただくことをお勧めします。
感想はまさにパワースポットといった感じです、特に行き場所が決まっていないなら、浜名惣社神明宮を参拝しては如何でしょうか?

御祭神:天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)

浜名惣社神明宮 施設情報

所在地:〒431-1414 静岡県浜松市北区三ヶ日町三ヶ日122
電話番号:053-524-0833
営業時間: 9時00分~16時00分

静岡県神社庁HP

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初生衣神社の御朱印(うぶぎぬじんじゃ)


初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)
浜名惣社神明宮の禰宜を兼任されている宮司か守る神社。
その昔、遠州地方は機織りの産地であり今でもゆかりが深い。

平成19年に浜松市指定有形文化財に指定されました。

御朱印は浜名惣社神明宮で受けられる。(御朱印帳にお願いする場合は要連絡)

由緒:天照皇大御神が天岩戸に御隠れになったさい神御衣(かんみそ)織り奉り、それをお召になり、天照皇大御神が天岩戸からお出ましになったことから機織りの祖神、衣の神とされているようです。
創始は定かではありませんが、古文書によれば、久寿二年(1155年)とあります。平安時代ですね。
その昔、この辺りで使われていた機織り機を再現した物で、機織りの実体験なども出来る。地元の有志が不定期に神社社務所にて体験指導している(要問い合わせ)。

今後、祭事や機織り体験などホームページやSNS等で発信していく予定。
是非、チェックしてみては如何でしょう。

御祭神:天棚織姫命(あめのたなばたひめのみこと)機織りの神様

初生衣神社の紹介ページはこちら!

初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ) 施設情報

所在地:〒431-1415 静岡県浜松市北区三ヶ日町岡本696
電話番号:090-4194-0539
営業時間:9時00分~16時00分

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縣居神社の御朱印(あがたいじんじゃ)


縣居神社は加茂真淵をお祀りする神社。
加茂真淵(かもの まぶち)は国学の四大人(こくがくのしうし)の一人と称された人物。
加茂真淵をお祀りした神社は縣居神社。

学問の神様として民衆の崇拝を受けている。
年末から初春に多くの学生たちが訪れる、お社の中にも加茂真淵を祀った祠があり、普段は立ち入り禁止。
御祈祷などを受けられる場合は、お社の中から本殿迄拝見できる。(要問い合わせ)

御朱印は宮司が居れば何時でも頂ける、兼任している神社があるため伺う前に電話確認した方が良。

縣居神社には明治天皇が実際にお使いになられた茶碗が大切に保管されています。
宮司にお願いすれば写真を撮らせてくれます、茶碗を見るだけでも価値があります。

また、兼務する松尾神社も歴史ある神社です。

この神社は、徳川家康公が浜松城に居た時は城内にあった神社。
その後この地に移設され地元の民に愛されている。

現在は先の台風被害で御社が壊れているが来年度に改築の計画がある、
家康が城内に置いた神社、一度訪れてみてはいかがでしょうか?出世ができるかも?
御朱印も縣居神社で受けることができます。

縣居神社 御祭神:加茂真淵大人命(かものまぶち うしのみこと)学問の神様
松尾神社 御祭神:大山昨神(おおやまくひのかみ)

縣居神社(あがたいじんじゃ) 施設情報

所在地:〒432-8036 静岡県浜松市中区東伊場1丁目22−1
電話番号:053-453-3401
営業時間:10時00分~19時00分

静岡県神社庁HP

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松尾神社(まつおじんじゃ) 施設情報

所在地:〒816-0912 〒432-8026 静岡県浜松市中区元魚町29
問い合わせ縣居神社
電話番号:053-453-3401

静岡県神社庁HP

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貴船神社の御朱印(きぶねじんじゃ)



貴船神社は浜松市北部、閑静な山間に鎮座する神社。
静岡県神社庁のWEBサイトでは永正7年(1510年)小川城主「奥山兵部函定友」創建これより以前に氏族により建立とある。
お社の中には如何にも年代物の武将の絵馬があり歴史を感じる。
電源開発によるダム建設以前の天竜川、塩などの物資を船で運んでいたころの貴重な写真も見ることができます。


過疎化の集落で周辺の神社多数を兼任しているため、秋の御祭りの時期は留守がち、遠方ということもあり御朱印をいただくなら数日前に連絡がするのがお勧め、電話は比較的に夕方が繋がり易い。

古事記や日本神話のお話、地元集落にある山姥(やまんば)伝説のお話などは聞いていて飽きが来ないほど、北遠地方に行く機会があれば是非参拝してください。
アクセスは狭い山間の集落を通るので細心の注意を。
駐車スペースは参道の右側にスロープがあり、上った所に小学校跡地がありかなり広い。更に上った所にも駐車できるが四駆でないと厳しいかも。

御祭神は水波能売命。民衆の間に水の神としての信仰はもとより、心願・良縁・航海安全・火防せ・消防の神・雨乞い・家内安全の篤い信仰が続いている。

御祭神:水波能売命(みづはのめのみこと)水の神様

貴船神社の紹介記事はこちら

貴船神社(きぶねじんじゃ) 施設情報

所在地:〒816-0912 〒431-3902 静岡県浜松市天竜区佐久間町大井2464
電話番号:0539-64-0680
営業時間:9時00分~16時30分
定休日 :月・火曜日

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府八幡宮の御朱印(ふはちまんぐう)



最後に紹介するのは、府八幡宮。
奈良時代の聖武天皇(在位724年~749年)のころ、「桜井王」という皇子(聖武天皇の曾孫といわれている)が、遠江国の国司となって国府(国の役所)に着任したそうです。
王は、地域全体の平安を願って「府八幡宮」を建立し。国府のあるところの八幡宮であるから、「国府八幡宮」ともいわれてきましたが、今は「府八幡宮」が正式名称なのだそうです。

神社にお参りして圧倒されるのが、社務所側の楼門。静岡県指定の文化財で寛永十二年(1613年)の建造物。一見の価値あり。
楼門を潜ると直ぐ左手に、おみくじや御守り御朱印をいただける授与所がある。


ここの御朱印は特別で毎月デザインが変わる、御朱印を頂きに毎月の様に訪れる参拝者も多いそう。

おみくじも種類が豊富でどれを引こうか悩むくらい。
数十メートル進むと建物が見えてくる、ここが本殿で楼門に負けず立派な御社。

御祭神:足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)
   ;気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
   :誉田別命(ほんだわけのみこと)

いずれも歴代天皇、皇后にまつわる三柱の神様(詳しくはお宮で頂けるご由緒書きで)

府八幡宮(ふはちまんぐう) 施設情報

所在地:〒816-0912 〒438-0078 静岡県磐田市中泉112−1
電話番号:0538-32-4762
営業時間
4月~9月:8時30分~17時00分
10月~3月:8時30分~16時30分

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まとめ!

今回は浜松市近辺の神社をまわってみましたが、多くの人が知らない情報など沢山あることを知ることができました。
あまり知られていない神社や立派な神社でも興味深いお話を沢山聞けましたし、お宝級な明治天皇のお使いになった茶碗まで飛び出してびっくりもしました。
機会があれば、別の神社やお寺なども訪ねてみたいと思います。
皆さんも御朱印だけもらって帰ることをせず、宮司とお話をしてみては如何でしょうか、身近な神社でも新しい発見があるかもしれません。

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