石崎地主海神社
函館で最後の桜が見られる石崎地主海神社で、濃いピンク色をした八重桜を楽しもう!
函館の五稜郭公園の周辺は花見スポットとして有名だが、他にも桜の名所がある。それが石崎地主海神社だ。以前は隠れた名所であったが、現在は市外からも花見に訪れるほど、花見スポットとして広まっている。遅咲きで知られる八重桜が中心で、五稜郭公園のソメイヨシノなどが散る頃の、5月中旬から5月下旬まで桜を楽しむことができる。
昭和43年(1968)に石崎地主海神社が改築した時、松前町が桜の苗木300本を神社へ寄贈した。参道から鳥居までの300メートルほどの一直線の道には、約180本の大輪の濃いピンク色をした八重桜「関山」が咲き、迫力のあるトンネルを作っている。そして桜が散ると、桜のじゅうたんが広がる。
山の上に建てられた石崎地主海神社には、沿岸漁業の豊漁を祈るための大神様が祀られ、その場所から漁をする船を見守っている。神社の裏山に咲く桜も美しく、神社の境内から眺める雄大な景色も素晴らしいので、周辺を散策し桜と周辺の景色も堪能しよう。神社での火気使用は禁止されている。バーベキューはせずに、ゴミは持ち帰り、マナーを守って花見を楽しもう。