宇治・上林記念館
宇治・上林記念館
上林春松家に伝わる歴史資料を公開するために、唯一今に伝わる「宇治茶師の長屋門」を活かし、「宇治・上林記念館」を設立しました。禁裡・幕府や大名家に茶を運んだ呂宋(るそん)壺や豊臣秀吉の書状などを展示しております。
江戸時代、朝廷や幕府の御用茶師をつとめた上林春松家の長屋門を資料館にしたものです。
現在の長屋門は1698年の宇治大火の後に再建されました。
館内には、製茶道具、秀吉や古田織部・小堀遠州が上林家に宛てた書状、
フィリピンから渡来した「呂宗壺」など、宇治茶の歴史を語る貴重な資料が数多く展示されています。