浜松科学館みらいーら|リニューアルしたばかりのVR・AR・プラネタリウムの体験レポート

今年の7月にリニューアルオープンした「浜松科学館みらいーら」。
どんな施設なのか実際に行ってきました。

施設内は大きく「自然」「サイエンス」「光」「力」「音」「宇宙」。
其々エリア内にコンテンツブースが多数。
各ブースのコンテンツをピックアップして紹介していきます!

最初に1F「自然ゾーン」



インフォメーションカウンターでチケットを購入して、順路を進んだ先の最初にあるエリア。

ここでのお勧めコンテンツは「アクティブ・リサーチ・デスク」


魚や昆虫、植物に岩石といった実物の標本を見ることができ、この標本を核にエリア全体を楽しめる作りになっています。
昆虫の色に関する不思議や爬虫類の手の不思議、標本を光学顕微鏡にセットすると画像がモニターに映し出されたりとワクワクがいっぱい。

自然ゾーン:顕微鏡で見る・いきものの色覚 他 全12コンテンツ。

次に「みらいーらコア」。



自然ゾーンの真上にあるM2フロア、中二階といった感じのエリア「みらいーらコア」。

「みらいー らステージ」において、楽しみながら科学の原理などを学ぶサイエンスショーを開催、2Fエントランスからも楽しめるように巨大スクリーンで映像を流している。
風や空気の力などを実演しながら説明してもらいそのすごさを再認識できる、名前通り施設のコア的エリア。

ステージ裏手には「みらいーらテーブル」人口イクラ・スーパーボールロケット等を作って体験したり、大人でも楽しめるイベントも多数用意しています。
みらいーらステージとテーブルの予定は公式ホームページのトップ画面で確認できます。

開催予定確認はこちら

さて、次はコンテンツの多さでは施設随一の2F。
螺旋階段を上がって左から(エレベーターを降りて右手)順に紹介します。

「力ゾーン」


ここは物理を体験して学ぶエリア。
力の伝達や慣性など、実物模型やシミュレーションで学んでいきます。

ここでの一押しは「アクティブ・パワー・コースター」


複雑にレイアウトされたコースをボールが通り、スピードや動きを観察しながら学ぶボールコースターです。

この「力ゾーン」で気になったもう一つのコンテンツは「車の基本と応用」。

展示提供:スズキ株式会社

シュミュレーションや映像から様々な技術を学べます。

力ゾーン:EVサーキット・船を動かそう 他全17コンテンツ+3人の偉人紹介パネル。

続いて「音ゾーン」


目に見えない「音」にフォーカスしたエリア。
音の物理的な伝わり方や聞こえる仕組みなどを体験しましょう。

ここの一押しは「アクティブ・サウンド・ライブ」


最大4名の参加者が好きな楽器を選択して「楽器」ではなく身体の動きで音を奏で、その音がスクリーンに波形として投影される仕組み。
楽器を演奏する訳ではないので、音楽が苦手な子供でも思いっきり楽しむことができます。

音ゾーン:効果音を作ろう・電子楽器の世界 他19コンテンツ+3人の偉人紹介パネル

次は「宇宙ゾーン」になりますが、宇宙ゾーンは2Fと3Fにブースが別れていますので最後に紹介します。

というわけで続いては「光ゾーン」


私たちの生活になくてはならない「光」物を照らすだけではなく、音や画像などの大容量のデータを送ることにも利用されています。
そんな光の仕組みを一から学べるエリアです。

ここでの一押しは「アクティブ・ライト・シューティング」


ここでは「光」の反射を学びます。
シューティングゲームでは反射ミラーを操作してレーザー光をターゲットにシュート‼ ゲームの中で自然と光の反射が身に付きます。
レーザー光が反射を利用して図形を描くショータイムも楽しめます。

光ゾーン:カラーミキサー・光通信の仕組み等 全19コンテンツ+2人の偉人紹介パネル。

お待たせしました、最後に「宇宙ゾーン」のご紹介。


私たちの知っている宇宙は、ほんの一部です。
そんな宇宙への挑戦を実感できるエリアになっており、2Fと3Fに展示ブースが別れています。

宇宙ゾーン2Fの一押しは「アクティブ・スペース・ミッション」


ミッションと名が付くと何故かワクワクしますよね!
このコンテンツは、宇宙の大きさ、どんな天体があるのか、宇宙開発の歴史や未来のミッションをクイズ形式で学んでいきます。

「プラネタリウムドーム・ときめきら」



※画像:浜松科学館みらいーら提供

浜松科学館みらいーらで特に体験して欲しいのは、宇宙ゾーン3Fにある「プラネタリウムドームときめきら」

大迫力のパノラマで見る星空。
また、解説付きで「ブラックホールの謎に迫る」特別プラネタリウム「よるぞら」など多彩なコンテンツも、詳細は公式Webサイトでチェックしてください。

プラネタリウム詳細

宇宙ゾーン:カミオカンデVR・月面AR 他2Fに5コンテンツ、3Fに2コンテンツ+プラネタリウム
世界に1台しか現存しない貴重なプラネタリウムも展示。

まとめ


色々なコンテンツ、一部展示を提供しているのは地元メーカー。
音楽とものづくりの街だけあってコンテンツが豊富。
他にも、施設1Fに「ミュージアムショップ」「カフェ」他、施設外部にもコンテンツが多数あり「ニュートンのリンゴの木」はアイザック・ニュートンの生家から接木された物だそうです。
この木から落ちるリンゴを見て「万有引力」を発見したんですね!

今回は浜松科学館みらいーら様に許可をいただき、解説付きで施設内を体験しましたが、そのコンテンツの多さに正直驚きました。
全てを紹介することを諦めてピックアップした物を紹介しましたが、各エリアごとに今回は紹介できなかった魅力のあるコンテンツがまだまだ多数存在します。
実際に施設内を回っていると、子供と一緒に夢中になっている親御さんを多く見ましたが、確かに大人でも唸ってしまうような内容と新鮮な発見があり、子供たちだけの施設ではないと実感しました。
全てを体験するとなると、1日ではとても足りませんが費用もお得感がありますので、何度も足を運ぶことをお勧めします。

入場料・観覧料

常設展入場料
大人    600円
高校生   300円
中学生以下 無料

常設展入場料+プラネタリウム1回分観覧料
大人    1,100円
高校生   550円
中学生以下 無料

これだけの設備でこの料金、しかも中学生以下は無料とは驚きです。
年間パスポートや団体割引のサービスも。
詳しくはこちら

遊園地で1日遊んだらと考えたら、かなりお得ですね!しかも勉強までできてしまうんですから。
行かない手は無いでしょう!ご家族連れで体験されては如何でしょうか?

浜松科学館みらいーら 施設情報

所在地:〒430-0923 静岡県浜松市中区北寺島町256−3
電話番号:053-454-0178
営業時間:9時30分~17時00分
定休日 :月曜日(振替休日の場合は開館)年末年始

ホームページ

関連記事

  1. 腰痛・肩こり本舗

  2. 遠鉄トラベル袋井店

  3. ショップ9プロダクション

  4. 着物リサイクル 忠右衛門 佐鳴台店

  5. 入河屋五代目善治郎

  6. 宇治・上林記念館